6/18/2006
クワガタの目に映る世界とは?

としまえんの昆虫館に行った。本当はあじさいを見に行ったのだけど、あまりに雨が強くて雨宿りついでにふと目についた昆虫館に入った。飼育ケースに入れられた昆虫たちは、じっとして動かないものや、出口を求めて上に上にと這い上がろうとするものがいた。異国から連れてこられて見世物にされている珍しい昆虫たち。カフカの「変身」にキャスティングしたいような虫がいっぱいいて、自分がある日こんな姿になってると気づいたら怖いなぁ、そんな話を思いついたカフカってすごいなぁ、などと思った。展示の最後にはカブトムシとクワガタを触ることができるコーナーがあって、よく見ることができた。クワガタは表面がマット仕上げな感じにくらべ、カブトムシは脂でてかてかと光っていた。手の平に乗っけると、その大きさと重量がもはや「虫」ではなくて「小動物」って感じで快感だった。クワガタの極端に左右に離れた、つぶらな瞳を見ていると「どんな風に世界が見えているのだろう、何を考えて生きているのだろう」と考え始めると夢に出てきそうな気がした。